毎年の負担がどれだけ変わるか
電力費とろ布交換・保全費を、同じ期間で比較します。パルス清掃に使う圧縮空気なども、確認できる費用は加味します。
既設バイオマス発電所の経営者・所長・工務・保全ご担当者様へ
送風機の電力、ろ布の交換費、導入時の工事費。いまの設備でかかっている費用と、改善後に見込める変化を整理します。
メーカー試験の効果を、そのままお客様の設備に当てはめず、運転記録と設備の状態から試算します。
相談前に分かる情報を確認する電力費とろ布交換・保全費を、同じ期間で比較します。パルス清掃に使う圧縮空気なども、確認できる費用は加味します。
リテーナ代、運送費、交換作業費、必要な改造費を合計します。上抜き・下抜きの違いで工事範囲が変わります。
定期修繕で通常交換する場合の費用と、コーンタイプを導入する場合の費用を並べ、追加で必要な投資額も確認します。
必要な風量と運転条件をそろえ、送風機の制御方式を確認します。差圧や電流値の変化だけで、電力削減額を確定しません。
年間電力削減量(kWh/年)
= 電力削減の見込み(kW)× 年間運転時間(h/年)
年間の電力改善額(円/年)
= 年間電力削減量 × 電力の評価単価(円/kWh)
負荷や運転時間帯で条件が変わる場合は、運転パターンごとに計算して合計します。
所内電力の削減が売電量の増加につながる場合は売電単価、買電量の減少につながる場合は削減対象となる買電単価で評価します。同じ削減電力量を、売電増と買電減の両方に重ねて計上しません。
試算の前提が十分に確認できていない場合は、効果を小さく見込む係数を設定します。ここでいう安全率は、設備の強度設計に用いるものではなく、効果を保守的に評価するための「採用係数」です。
試算に採用する電力削減量
= 条件を確認した電力削減の見込み × 採用係数(0~1)
採用係数は一律に固定せず、測定データの有無、試験条件との違い、設備の状態から設定します。前提と係数を記載し、控えめな条件でも導入費を回収できるか確認します。
メーカー試験値そのものは変更しません。「メーカー試験値」「お客様の設備での見込み」「係数を適用した試算値」を分けて示します。
年間換算したろ布交換費
= 1回のろ布代・交換作業費・処分費の合計 ÷ 交換周期(年)
年間の交換費改善額
= 現状の年間換算額 − 改善後の年間換算額
交換周期が延びる根拠を確認できない段階では、交換費の改善をゼロとして試算します。ろ布の傷み方や交換履歴、導入後の状態を確認して見直します。
停止時間の短縮や発電機会の損失回避は、実績や算定条件を確認できる場合に別枠で評価します。電力改善額との重複にも注意します。
既設の天板を利用できる場合は、リテーナ交換を中心に検討します。
交換・取付作業とパルス配管の退避・復旧は、通常のろ布交換時と同様に、お客様側で実施いただく項目です。導入に伴う作業・費用を整理するため上記に記載していますが、これらの作業費を爽ビレッジ・コンサルタントから請求することはございません。
ベンチュリーが天板側に固定される設備では、天板の新作を含む本体改造を検討します。
上抜き式の交換より費用が増えるため、工事範囲と総額を事前に確認します。
年間の正味改善額
= 電力改善額 + 交換・保全費の改善額 − 導入後に増える年間費用
単純投資回収年数
= 比較対象とする投資額 ÷ 年間の正味改善額
導入総額を使うのか、通常交換との差額を使うのかを明記します。年間の正味改善額がゼロ以下の場合、この計算による回収は見込めません。
単純投資回収年数は、金利・税金・将来の単価変動などを含まない目安です。残りの運転予定年数と次回修繕の時期も合わせて判断します。
最初からすべての資料をそろえる必要はありません。まずは、困っていることと次の交換・修繕予定を確認します。
仕様が分からない場合は、銘板写真や図面を手がかりに確認します。写真は既存の点検記録など、通常の安全手順で取得できるものをご用意ください。
ご相談時の書き方
「○○の差圧が高く、次回のろ布交換は○月を予定しています。上抜き/下抜きは○○です。電力と交換費の改善余地を確認したいです。」
爽ビレッジ・コンサルタントが、設備条件と資料を整理し、仕様確認・試算・見積に必要な次の手順をご案内します。
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